弊社は2013年に新築移転したこともあり設備のほとんどが新設備となっています。新設備導入にあたり品質の向上、環境負荷の低減、生産性の効率化を配慮し、以前にもまして、お客様のご要望を満たす製品を提供できる体制が用意できました。
前処理工程
第一脱脂⇒第二脱脂⇒第一水洗⇒第二水洗⇒表面調整⇒皮膜化成⇒第三水洗⇒湯洗の順番で作業を行います。
アルカリ性の脱脂剤により製品表面の油を取り除いた後、塗装の密着・耐食性を向上させるためにリン酸亜鉛皮膜処理を行います。
ディッピング式の為、製品の内側の隅々までリン酸亜鉛皮膜が施されます。 参考画像
処理可能寸法 : 1600×700×h1000
ライン工程
着荷⇒静電塗装(ラジェントガン)⇒第一補正⇒静電塗装(ディスク)⇒第二補正⇒焼付⇒脱荷の順番で作業を行います。
給気装置よりフレッシュエアーを供給しクリーンな環境を保ったラインとなっています。
また、2種類の静電塗装機と2か所の補正ブースを組み合わせ塗装を行い、お客様の品質要求に合わせた製品を仕上げることが可能です。
塗装可能寸法 : 1000×1000×h1600
2基の単独ブースと4基の乾燥炉によりラインで塗装が出来ないものや、小ロット、短納期の製品まで幅広く対応することが可能です。
単独ブース2基
乾燥炉4基
乾燥炉内寸法
前処理より発生した汚水を「下水道排除基準」の基準値内になるよう処理を行い下水道へ排除します。